海外から中小企業診断士を受験するにはオンライン講座を利用しよう!
ビジネスパーソンが新たに取得したい資格NO.1にも輝いた「中小企業診断士」。(日本経済新聞2016年1月12日付)
ビジネス系国家資格の中でも、ダントツの人気です。
中小企業診断士を受験するには、一時帰国して試験を受ける必要がありますが、資格取得のための勉強は、海外からでも通信講座を使えば可能です。
独学ですと、資料の取り寄せ、書籍の購入、試験情報の入手など、海外からでは難しかったり手間がかかり過ぎますよね?
そこで利用したいのが、海外在住者でも受講可能な、中小企業診断士オンライン講座です。
就職・転職、キャリアアップ、海外での活躍も可能な中小企業診断士。
海外で受験勉強を開始して、あなたの夢を叶えてみませんか?
海外からでも受講可能「スタディング」の中小企業診断士講座
海外から中小企業診断士の受験勉強をするには、独学という選択肢しかありませんが、独学の中でも利用したいのがオンライン講座です。
「スタディング」は、海外在住者でも受講可能なオンライン講座を提供している資格スクールです。
その中でも、中小企業診断士講座は人気。
その理由と、メリット・デメリットをまずはご紹介します。
スタディングの中小企業診断士講座のメリット
- 受講料が破格過ぎる
- オンラインで完結する
- 効率的に学習できる
受講料が破格
従来の中小企業診断士試験講座は、資格学校などでは20万~30万円受講料がかかるのが一般的です。
また、中小企業診断士は試験科目が多く、教材もかなりのボリュームになりますよね?
これを揃えて海外発送するのは、かなりの手間です。
しかし、スタディングの中小企業診断士講座は、全てオンラインで完結。(小冊子が必要な場合は海外配送あり)
さらに、受講料が破格なんですね。
スタディング | TAC | |
---|---|---|
1次2次試験合格講座 | 54,800円 | 285,000円 |
教育訓練給付金 | 10,960円 | 57,000円 |
合格お祝い金 | 10,000円 | - |
実費費用 | 33,840円 | 228,000円 |

そりゃ、通学型の資格学校の方が高いのは当然とは思うが。

校舎の維持費、教員の人件費がいらない分、価格が抑えられるんですね。
にしても、安いですよね?
自分で参考書を買いあさって海外配送するのに比べても、安い。
オンラインで完結する
海外在住者にとっての最大のメリットと言っても過言ではないのが、学習がオンラインで完結することですよね?
スタディングは、テキストがPDFデータ、問題集・過去問題がWEBアプリと、オンラインで完結します。
スタディングは、以前「通勤講座」という名称だったのですが、そのコンセプトは通勤時間でも学習できるというもの。
そのため、スキマ時間でも学習できるようなシステムが構築されているんですね。

アプリでは、問題の正否が記録されるので、学習に抜けがないかチェック、復習するには効率的なツールです。

でも、紙テキストも欲しいんだけど。
紙テキストが必要な場合は、14,800円の追加料金が必要です。残念ながら、海外発送には対応していません。
効率的に学習できる
- 一次試験を体系的にまとめた学習マップで、頭を整理
- 二次試験対策のためのロジックマップを使いこなす
- アプリの利用でスキマ時間を埋める
- 充実した問題演習の解説で知識を深める
受講料が安いので、もしかして内容が充実してないのでは?と不安ですよね?
無料講座を受講されると、その価値を体験できると思うのですが、その前に。

スタディングで最初に開講されたのは、中小企業診断士講座なんですね。
現在では、数多くの資格講座を開講しているスタディングですが、最初に開講したのは中小企業診断士講座です。
運営会社のKIYOラーニング株式会社の代表取締役である、綾部氏が主任講師を務めており、中小企業診断士試験を熟知しているオンライン講座と言えますね。
綾部代表が実際に経験し、編み出した勉強法のノウハウから開発されたのがスタディングです。
中小企業診断士合格のために必要な教材と勉強法がセットになった、効率的に学習できるツールなんですね。

なるほど。代表自ら資格持ってると、説得力があるわな。
一次試験を体系的にまとめた学習マップで、頭を整理
スタディングの学習ツールの一つに、学習マップがあります。いわゆるマインドマップなのですが、中小企業診断士試験を体系立てて理解・記憶するように設計されています。
一次試験の学習内容の全体像を学習マップで直観的に把握、視覚を使って理解・暗記・復習をしていきます。
単元ごとに学習を進めていく中で、得た知識が何に繋がっているか理解することができるので、記憶の定着にも有効ですね。
二次試験対策のためのロジックマップを使いこなす
二次試験対策としてのツールに、ロジックマップがあります。
ロジックマップは、与件文・問題文から、解答を作成するまでのロジックをシートに表した学習ツールで、解答のロジックを可視化できると言うものです。
二次試験の過去問を使っての解答作成方法が、ロジックマップを使用して習得できるわけですね。
繰り返し演習することで、模範解答を導き出せるスキルを身につけます。
アプリの利用でスキマ時間を埋める
スタディングの特徴は、スキマ時間を利用した効率的な新しい学習スタイルを提案していることです。
例えば、
など、まとまった学習時間が取れない忙しいビジネスパーソンにも、スキマ時間を有効に活用できるようなシステムです。
充実した問題演習の解説で知識を深める
中小企業診断士資格に合格するためには、アウトプットが確実にできるかがカギですよね?
スタディングでは、身につけた知識をアウトプットできるような学習を充実させて、記憶を定着できるよう工夫しています。
実践フォローアップ講座では、過去問の出題例を踏まえた実践的な解法がわかりやすく解説されているなど、問題演習の解説が充実しています。
やっぱりデメリットはある?
- ストリーミング視聴形式
- 紙テキストが追加料金(海外配送なし)
スタディングはストリーミング形式なので、安定したWifi環境が必要です。
海外の場合、Wifiが不安定な場合があるので注意が必要ですね。特に外出先でスマホを利用する場合、通信速度や通信量にも気を配ってくださいね。
Wifi環境がある自宅などで講義をダウンロードしておけば、通信料を気にせずいつでもどこでも学習可能です。
腰を据えて学習する際に、紙テキストが必要不可欠ですが、紙テキストが必要な場合は追加料金がかかります。

やっぱり紙テキストは欲しいかなぁ。
必要な場合は、受取が可能な日本の住所に発送可能です。
少々手間ですが、転送サービスか実家の住所などを利用してください。

Webテキストは印刷することも可能ですよ。
中小企業診断士として海外での働き方
欧米では、中小企業診断士と同じく、経営コンサルティング方面で生かせる資格のMBAが主流です。
アメリカやヨーロッパの現地企業で中小企業診断士として活躍できるかと言えば、知識は優遇されまずが資格としてはやはりMBAが重視されます。
海外在住で中小企業診断士として活躍する場は、はやり日系企業になります。
- 日系企業の企業内診断士として海外の支店・支社に赴任、または現地採用
- JICAの事業の一環として新興国に派遣される
海外で中小企業診断士として働く場合は、日系企業の企業内診断士としての在籍がメインになります。
日系企業は、日本の企業の体質を理解できた上でコンサルできる人材が必要です。
海外在住者の場合現地採用が可能なので、企業からすれば費用面でもメリットがありますね。

海外在住者は現地採用が可能なので、優遇される可能性は高いですね。
JICA(独立行政法人国際協力機構)の業務の一環として、新興国に中小企業診断士を派遣しています。
業務内容は、現地の中小企業に効率的な業務を指導したり、現状の改善点を伝えるなどして産業を成長させることが目的になります。
この場合も、現地の言葉に精通している場合は、業務の助けになること間違いないですね。
帰国後の就職・転職
日本国内にも外資系企業が年々増え、英語スキルはビジネスパーソンの必須スキルになっています。
では、海外在住者の語学スキルが、外資系企業で中小企業診断士として活躍するのに有効かと言うと・・・
先ほどもお伝えしました通り、外資系企業ではMBAを重視する傾向にあります。

じゃぁ、使えないわけ?
しかし、語学はどのくらい話せるのか、その語学が重要な戦力になるのかが重要です。
海外でビジネスパーソンとして活躍しているなら、その語学力は折り紙付き。
日本に進出している外資系企業は、欧米企業だけではありませんしね。
また、外資系企業だけではなく、海外事業拡大を狙っている日本企業の経営相談や、外国人従業員が多い企業へのコンサルティングなど、海外に関連した経営コンサルティングで、あなたの知識と資格が役に立ちます。
他にも、
- 日本国内の一般企業で管理職を目指す
- ビジネス系学校や企業での講師
- 独立開業
など、日本国内での就職・転職にも有効な資格です。
中小企業診断士試験概要
中小企業診断士試験は、1次試験と2次試験で構成されています。
1次試験はマークシートによる選択式、2次試験は記述と面接から構成されています。
1次試験の概要
受験資格:年齢・性別・学歴・職歴を問わず誰でも受験可能
試験日程:8月初旬の土・日の2日間
試験会場:8地区(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇)
試験費用:13,000円(税込)
試験方式:多肢選択式(4肢または5肢択一)または短答式による筆記試験
1日目 | A.経済学・経済政策 | 60分 |
---|---|---|
B.財務・会計 | 60分 | |
C.企業経営理論 | 90分 | |
D.運営管理 | 90分 | |
2日目 | E.経営法務 | 60分 |
F.経営情報システム | 60分 | |
G.中小企業経営・政策 | 90分 |
一次試験の合格基準
- 総点数の60%以上
- 1科目でも満点の40%未満のないこと
全ての科目で60%以上取らなくても、他の科目で不足分を補えれば合格することができます。
合格発表:8月下旬~9月初旬
2次試験の概要
受験資格:2次試験実施年または前年第1次試験合格者
試験日程:筆記試験 10月下旬(1日間) ・口述試験 12月中旬(1日間)
試験会場:7地区(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)
試験費用:17,200円(税込)
試験方式:筆記試験と口述試験(口述試験は筆記試験合格者のみ)
A. 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I | 80分 |
B. 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅱ | 80分 |
C. 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ | 80分 |
D. 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ | 80分 |
各事例で5問程度の問題が出題され、与件文は2,000~3,000文字程度です。
口述試験は一人10分程度行われ、受験者のほぼ全員が合格する試験になっています。題材となるのは筆記試験の事例となっていて、1つの質問に対して2分程度話せるようにしておくといいそうです。
一次試験の合格基準
- 筆記試験:総点数の60%以上かつ全科目40%以上の得点
- 口述試験:評定が 60% 以上
合格発表:2月下旬ごろ
スタディングなら中小企業診断士の受験に向けて、海外からでも学習をスタートできます。
効率的に勉強できるスタイルになっていますので、忙しいあなたにもピッタリです。
海外から、あなたの夢を叶えるチャンスです!