日本語補習学校がない!海外在住の子供の日本語教育はどうしたら?

子供の日本語学習

 

海外在住で悩むところは、子供の日本語教育です。
日本に帰国予定がないとしても、子供の可能性を広げるためにも日本語はしっかりと修得して欲しいものですよね?

 

 

かく言ううさぎも、子供の日本語教育に奮闘している最中です。


 

そして、残念なことにうさぎが住んでいる地域には、日本語補習学校がない・・・
日本人が近所に一人も住んでいないという、全くと言って言い程日本語に触れる機会がない環境なわけなんですね。

 

 

うさぎの旦那も、日本語ほとんど喋れないよね?


 

はい。
日本には一時帰国で少し帰るくらいですし、長期滞在もしていません。
そんな中でも、現在5歳の家の子供は、なぜか日本語がペラペラ。現地の言葉よりもうまいんじゃないかという具合でして。
ひらがな、カタカナも読み書きできますし、最近では漢字に興味を持っているようです。

 

その理由を考えてみたんですけど、

 

家の子供が日本語が得意な理由

  • 家の中では子供と絶対に日本語で話す
  • 毎日、日本の絵本で読み聞かせをしている
  • 私自身が国語が好きである
  • 子供が日本好きである

 

こんな感じではないかと思います。
もちろん、まだ5歳なので、この先の日本語習得については未知数ですが、日本語はできるところまで自分で教えていければと思っています。

 

 

え?ちょっと無謀じゃない?国語が得意ってだけで、教えられるものなわけ?


 

 

そうなんですよね。教えるのってかなり難しいんです。正直、壁の連続です。


 

今回は、日本語補習学校に通えない。日本語教育を自宅で何とかしたい。と思っている小さいお子さんをお持ちの海外在住者のあなたと、一緒に子供の日本語教育について考えてみようと思っております。

 

今、お子さんが日本語学習にイマイチ遅れを取っていると感じている場合でも大丈夫。
子供の脳はスポンジです。どんどん修得していきますんで、安心してください。

 

 

海外在住の家の子供にやっている日本語教育

教育と言う程でもないですが、まずは、家で子供が日本語を習得するためにやっていることをお伝えしますね。

 

  • 会話は全て日本語で
  • 読み聞かせは毎日必ず
  • 日本の家族や友人とスカイプ
  • 質問には即答する
  • 言葉の使い方を間違った場合は必ず修正
  • テレビもありかも
  • スマホアプリを上手に使う

 

子供との会話は全て日本語で

会話する指人形

 

家では、4つの言語を使って会話をしているのですが、私と子供の会話では必ず日本語で話すようにしています。
日本語がイマイチわからない旦那と一緒の時でも、絶対に日本語で会話です(笑)
外出時も、子供と2人だけの時は必ず日本語。

 

日本語での会話を徹底していたので、4歳くらいになったときに子供が日本語がわからない旦那のために通訳を始めました。
私と子供の会話で旦那がきょとんとした顔をしていると、「ママは今○○○○って言ったよ。」と伝えてくれる、便利な通訳になりました。

 

 

5歳になると、知恵がついたらしく自分に都合がいいように通訳を始めましたけども。


 

同じ年の子供を持つ海外在住者に聞いてみたのですが、家で日本語で会話をしないらしく、お子さんはほぼ日本語を話さないとのことです。
現地の言葉は学校で学びます。お子さんをバイリンガルに育てたいなら、せめてあなたとの会話は日本語でしたいですね。

 

読み聞かせは毎日必ず日本の絵本で

絵本

 

家では日本の絵本を揃えるようにしました。
海外で日本の絵本を用意するのは、結構大変だと思います。
Amazonなどで海外配送をすると、送料だけでなく関税もかかって高額になるんですよね・・・

 

家では一時帰国の際に、まとめて購入して持ち帰ったり、郵送したりして年齢に合った絵本を事前に揃えました。
本は重たいので郵送も結構送料がかかるんですけど、郵便局の「特別郵袋印刷物」という国際郵便のサービスを使うと、結構お得に送れます。

 

特別郵袋印刷物を取り扱っている郵便局は少ないですが、ご実家の近くにサービスを提供している郵便局があれば、ぜひ利用してください。

 

 

船便にするとお得だよ。最大30㎏まで送れる。


 

そんなわけで、家では0歳の頃から日本の絵本を身近に置いていたわけですが、毎晩読み聞かせをするようになったのは4歳頃からと少し遅いんです。
できるだけ絵本を見せるようにしていましたが、本や文字にあまり興味を示さなかったことが原因です。

 

本を読むようになったきっかけは、子供が今興味を示している物が書かれた本を、興味を示した瞬間に見せるようにしたからです。
例えば、パトカーに興味を示したら、パトカーの絵が書いてある絵本を見せる。

 

絵本が十分に揃っていないと難しく感じるかもしれませんが、色々なものが載った子供用の絵本辞典を1冊用意しておけばOK。

 

 

絵本に興味が出てからは、毎晩2、3冊読まされるハメになりましたけど・・・
嬉しいやら面倒くさいやら。


 

絵本を読む年齢を超えてしまったお子さんなら、漫画がおすすめです。
日本の文化と言ってもいいマンガは、最高の日本語学習の教科書です。
お子さんの興味のありそうなジャンルから、1冊用意してみてはいかがでしょうか?
漫画日本の歴史なら、歴史の勉強にもなって一石二鳥です。

 

管理が難しいかもしれませんが、ネットブックなら郵送の手間が省けますよ。

 

イーブックイニシアティブジャパン eBookJapan

は、約50万冊の書籍を電子配信しています。

マンガは約21万冊揃っているので、役に立つ漫画が必ず見つかります。

常時約9000作品が無料で読めるのもおすすめ。

マンガ日本の歴史も、試し読みできますよ。

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日本人が身近にいないなら日本の家族や友人とスカイプ

お子さんの周りに日本人があなたしかいないなら、日本の家族や友人に協力してもらうのもおすすめです。

 

私の実家は日本語オンリーな家族なので、スカイプで会話するときも完全に日本語。
家では週一くらいでスカイプやライン電話で通話しています。
忙しい時の子守りにもなるので、結構便利ですよ。

 

実家にお願いして、オンラインで読み聞かせしてもらったり、しりとりなど日本語を使う遊びをしてもらっています。

 

同じ年くらいのお子さんがいるお友達とスカイプするのもおすすめ。
ただ、子供がじっとしていないので、家では時間を決めてスマホを使ってテレビ電話しています。
スマホを持って移動しながら、電話の向こうの友達と一緒に遊んだりしていますよ。

 

質問にはできるだけ即答する

日本語に限ったことではないのですが、子供の質問にはできるだけ即答するようにしています。
わからないことは一緒に調べる
「〇〇って何?」と聞かれたときには、実物を見せたり、ネットで写真を見せるようにしています。

 

でも、だいたい寝る前の読み聞かせの時に、質問されることが多いんですよね・・・
その時はできるだけ言葉で説明して、翌日に写真などを見せて対応しています。
翌日、子供が全く興味を示さなかったとしても、無理やり見せています(笑)

 

言葉の使い方を間違った場合は必ず修正する

間違いの修正は、結構デリケートだと思います。子供にもプライドがありますんで、お子さんの特徴によって対応が異なりますよね?

 

家では、間違った瞬間に修正するのではなく、後から正しい言葉を教える感じにしていました。
例えば、「犬」を見て「猫」と言っていた場合、一旦「そうだね。」と付けてから、「かわいい犬だね。」とさらっと言った後に、ダメ押しで家に帰ってからさりげなく、犬が出てくる絵本を見せる(笑)

 

 

否定せずに修正するってわけね。


 

海外在住のお子さんの場合は、日本語での会話の中に現地の単語が入ることが良くあると思います。
その時は、わざとわからないフリをして、その単語の意味を聞いたりしています。

 

 

自分で日本語に修正するように仕向けてるわけです。


 

日本語の単語を知らなかった場合は、とにかくその物を説明してもらいます。
その後に、「あぁ、○○のことか。」と理解してあげれば、自分の説明で答えを導き出させたという満足感もあると思うんですよね。

 

日本語学習にはテレビもありかも

テレビを見る子供

 

家ではあまり使ってないんですが、テレビも子供がガッツリ食いつくおすすめの学習方法です。
家の子供は、一時帰国した際に日本のテレビ番組にハマってしまったらしく、かじりついて見ていました。

 

あれ?こんな言葉どこで覚えたの?って言葉を時々使うのですが、多分テレビですね。

 

海外から日本のアニメや子供番組を見る場合、Youtubeなどでも無料で探せますが、アニメは1話まるごと見られるものは少なく、不完全燃焼。
アニメは厳しいですが、正しくて優しい言葉が使われている、ドキュメンタリーや読み聞かせチャンネルなどを利用するのもいいですね。

 

その他の方法は、動画定額配信サービスと契約して、VPN経由で見る方法です。
日本のVOD(動画定額配信サービス)は、日本国内向けのサービスなので、基本的に海外から出は見ることができませんが、VPNを使ってなら視聴可能です。

 

 

Amazonプライムは海外配信ありですが、子供向け番組はほぼゼロ。
海外向けのコンテンツも少ないです。


 

 

無料のVPNはセキュリティ問題があるよね~。


 

VPN・VODの無料期間を利用しよう!

VPNサービスや、VODは、1か月程度の無料体験期間を用意しています。
1か月もあれば、子供はアニメから日本語をどんどん修得していきます。
この無料期間を利用して、1日30分アニメを見せてあげると、日本語への興味も増すと思いますよ。

 

【おすすめのVPNサービス:セカイVPN】

セカイVPN

 

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パソコンだけでなく、スマホやタブレットからも、サインアップ後すぐに利用できますよ。
もし、続けて利用したい場合も月額1000円なので、そこまで負担にはなりませんよね?
日本のVODを利用する場合は、日本のサーバーを選んで日本のIPアドレスを利用します。

 

 

【使えるアニメが多いおすすめVOD:U-NEXT】

U-NEXT子供向け

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  • 月額1990円
  • 見放題のアニメが豊富
  • 言葉学習コンテンツあり

アンパンマン・妖怪ウォッチ・ノンタン・プリキュア・ワンピース・ガンダム・鬼滅の刃など、最近話題のアニメから、懐かしいアニメまで豊富なラインナップ。
NHKなどの言葉学習も充実しているので、未就学のお子さんにもおすすめです。
1か月の無料お試しを利用して、一緒にとことん楽しんじゃってください。

 

 

 

読み聞かせ用の絵本もありますよ。


 

 

何気に親も楽しい。


 

スマホアプリを利用してみる

ひらがな学習アプリ

 

家の子供がひらがなを書けるようになったのは、実は携帯アプリを利用したのがきっかけなんです。
携帯を子供に使わせるのは賛否両論あると思いますが、学習アプリのみ時間を決めて使わせるなら、特に問題もないと思います。

 

生まれた時からスマホやパソコンが身近にある世代ですから、使い方さえ間違えなければアリかなぁと。

 

うさぎ家で使用した、ひらがな学習アプリは「たのしい!ひらがな」です。
無料で「あ行」から「た行」まで学習できます。全部使えるようになるには課金が必要ですが、ひらがなに興味を持つきっかけにはオススメですよ。

 

 

 

カタカナバージョンもありますよ。


 

日本の教科書をもらえるサービスを利用しよう!

国語の教科書

 

在住国の日本国総領事館では、日本国籍(二重国籍者)で日本語学校や補習学校に通っていない、義務教育期間かつ海外在住の子供に、教科書の配布を行っています。

 

小学一年生から中学3年生までのお子さんをお持ちの場合は、教科書を配布してくれるんですね。
申し込み要項や期間は、在住国によって違うと思いますので、在住届を出している日本国総領事館に問い合わせてみてください。

 

令和2年度は、前期と後期で2回配布がありますよ。
通常は、総領事館まで教科書を取りに行くらしいのですが、交通の便が悪い地域などは郵送してくれるかもしれません。

 

 

うさぎの地域は郵送してくれます。
教科書費用は無料。送料のみで送ってもらえる有難いサービスです。


 

 

でもさ、誰が教えるわけ?


 

うん?親・・・・ですよね?

 

日本の教科書を有効活用するにはどうしたら?

日本の教科書が届いたからと言って、子供が喜んで読み始めるか?と言うと、そんなはずはないですよね?
そんな夢みたいな幻想は、一ミリも抱きません(笑)

 

自宅で家庭学習の習慣が付いているならまだしも、家はゼロに近いです。
さらに、家の子供が通っている小学校は、結構自由な学校でして、小学校でも教科書を使わないんですよね・・・

 

 

どうやって学習習慣をつけろって言うんだろう・・・


 

そして、考えてみれば小学校低学年なら、各教科を自分で教えられたとしても、学年が上がると私自身がアップアップしそうで。

 

 

まぁ、うさぎには無理だな。


 

それに、子供に勉強を教える時間がゆっくり取れるのか?という疑問もあります・・・
悩みが山積ですね。
すでに小学校に進まれたお子さんをお持ちなら、なおさらお悩みだと思います。

 

そんな中、うさぎは考えました。
試行錯誤中の、うさぎ家で考えている子供をその気にする家庭学習案をご紹介していきますね。

 

 

海外在住の子供のための日本語学習

国語の書き取りをする女の子

 

日本の教科書を頂いたという体で話を進めていきます。
未就学のお子さんをお持ちの親御さんも、一緒にシミュレーションしてみてくださいね。

 

うさぎ家で考えている教育方法

  • 教科書を読み聞かせに使ってみる
  • 子供が食いつきそうな映像・タブレット学習を取り入れてみる
  • 親が先生になってみる

 

海外在住の子供向け通信教材を調べるなら、こちらのサイトが最強です。
海外利用しやすい通信講座や日本語の学習方法、お役立ちアイテムが紹介されていますよ。

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海外在住の子供たための通信教育

 

日本の教科書を読み聞かせで使ってみる

これは、読み聞かせが習慣になっているご家庭のみに通用する方法なのですが、教科書をまるで絵本のようにして読み聞かせてみるという方法です。

 

家では、本を読まないと寝てくれない。寝ようとしない。読むまで絶対寝ない。という状態を作り上げていますので、絵本と教科書をすり替えても、そんなに違和感がないのでは?と思っています(笑)

 

最近では子供が私に読み聞かせしてくれるタイムも追加されたので、国語の教科書なら読んでくれそうな予感がしています。

 

 

気のせいだよ。


 

オンライン映像学習・タブレット学習を取り入れてみる

日本の教科書をベースにした、オンライン映像学習やタブレット学習も視野に入れています。
日本の教科書を持っていても、授業を受けられるわけではないですよね?
子供に教科書を与えるだけでは、確実に本棚の奥に眠ってしまいます。

 

まずは、一緒に教科書を開いて読んでみることが大切だと思うのですが、そんな環境を作るのも至難の業です。
そこで、考えました。
子供が興味を示しそうな、映像やゲーム感覚でできるタブレット学習で釣る(笑)

 

オンライン学習なら、海外在住でも受講できますし、タブレットも専用タブレットを使用しないものなら受講可能です。
手持ちのパソコンやタブレット、スマホを使用して学習できるサービスをご紹介しますね。

 

海外在住の小学生のための通信講座をこちらで詳しくご紹介しています。

 

海外からでも受講できるテキスト形式通信学習、オンライン家庭教師、映像学習、タブレット学習のオススメです。


 

映像授業と個別学習【e点ネット塾】

e点ネット塾

  • 対象年齢:小学1年生~
  • 料金:2,200円(税別)~/月
  • 入会金:無料(キャンペーン中)
  • 必要機器:パソコン・タブレット・スマホ
  • 中学受験対応:あり(e点ネットPlus)
  • 無料体験:あり
  • 授業科目:国語・算数

映像授業は、録画された授業をオンラインで見ることができる学習スタイルです。
e点ネット塾の小学生コースは、1年生から6年生までの国語と算数の講義が638講義受講できます。
各講義ごとにテキスト(セルフノート・ダウンロード問題集)をプリントアウトできるので、個別学習することもできます。

 

テキストは全てオンライン上にあるので、自宅でプリントアウトするだけ。海外在住でも、これなら受講可能ですね。
難易度レベルが3つに分かれた問題集も、無料でダウンロードできます。

 

オンラインの映像授業は、無料で何度でも質問ができますよ。

 

 

海外からも28か国で受講されているそうですよ。


 

 

兄弟で受講しても、一人分の受講料でOK!


 

キャンペーン特典:入会費・初月無料、毎月割引料金!

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映像授業なら【スタディサプリ】

スタディサプリ

  • 対象年齢:小学4年生~高校3年生
  • 料金:1,650(税別)~/月
  • 入会金:無料
  • 必要機器:パソコン・タブレット・スマホ
  • 中学受験対応:あり
  • 無料体験:あり
  • 授業科目:国語・算数・理科・社会

スタディサプリは、1コマ15分程度の動画が10,000以上、一流予備校や塾での豊富な指導実績がある人気講師の映像授業を受けることができます。

 

学校の教科書の内容に応じた授業なので、教科書を見ながら講義を受けることができますね。

 

全科目に講師監修のテキストがあり、無料でダウンロードが可能です。

 

 

価格もお手頃なんですが、小学4年生からなんですよね。


 

 

テキストプレゼントは、海外郵送はできないよ。
どうしても欲しいときは、実家の住所で登録して送ってもらうしかないね。


 

と言っても、無料でPDFでダウンロードできますので、問題はありません。
小学4年生以上のお子さんをお持ちの方には、おすすめです。

 

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タブレット学習なら【デキタス】

デキタス

  • 対象年齢:小学1年生~中学3年生
  • 料金:3,000(税別)~/月
  • 入会金:無料
  • 必要機器:パソコン・タブレット・スマホ
  • 無料体験:あり
  • 授業科目:国語・算数・英語・生活(小学1年・2年生)

デキタスは、学校の勉強を確実に理解していく事を目指し開発されたタブレット教材です。
なので、教科書の内容にあった授業、演習問題で構成されています。

 

デキタスのおすすめポイントは、

  • 利用中の教科書に対応している(国語は標準版)
  • 授業動画が5分以内
  • 基本問題は〇×チェックで簡単
  • プリントアウトできる問題もある

 

国語と英語は標準版ですが、その他科目は持っている教科書に対応できるようになっています。
一番いいなぁと思うのは、授業を受けた後の基本問題が〇×チェックで簡単なこと。
その後、応用問題も用意されていて、少しずつチャレンジできることだと思います。

 

多くのタブレット学習は専用のタブレットを使うので、海外からの体験は難しすぎますが、手持ちのタブレットやパソコンで学習できるのも魅力です。

 

 

これなら、親が教える負担が減る気がします。


 

 

学校の勉強もあって大変だから、日本の勉強はタブレットで楽しくやってもいいかもね。


 

無料体験は5日間!教科書が届いたらチャレンジ必須。

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親が日本語教師の資格を取ってみる

講義する講師

 

最終的に、自分で日本語教師の資格を取ってみようかと真剣に思っています。

 

日本人なんで、日本語を話したり、読み書きできるのはごく普通なことですよね?
私自身、結構国語が好きで得意科目だったこともあり、教えるのにも全く問題ないだろうと思っていたんです。
でも、いざ旦那に日本語を教える、子供に文法を教えるときに、日本人ってだけじゃ日本語が教えられないということに気付いたんです。

 

 

遅くね?


 

日本人だから、何となく違和感がある文章の響きってありますよね?
「は」と「が」の使い方の違いとか。

 

それをしっかりと、文法として説明するのは至難の業。
これを毎回調べて、わかりやすくですよ、子供に教えるのは無理があります。
調べ終わって教えるときには、子供も忘れていますしね・・・

 

 

ちなみに、「は」と「が」の使い方は、「は」の直後が主題。「が」の直前が主題。だそうな。


 

 

専門の勉強をしてないと、そんなこと説明できませんよね?


 

日本語教師資格の勉強をすれば、日本語の能力も高まると同時に、教える能力も身につくわけなんです。
これで、子供が日本語補習学校に行かなくても、自宅で日本語教育ができる!

 

 

いやさ、それだけのために資格取得って、どうよ?


 

日本語教師は、実は資格なしで日本語を教えることができるんですけど、最近国家資格になる動きもあるのだとか。
日本語教師になるには、今のところ資格はいらないので、オンラインなど個人に教えるのは自由です。
もちろん、日本語教師として教育現場に就職したい場合は、四大で日本語教育を修了していることや、資格を取得していること、指導経験があることなどが条件になります。

 

日本語教師の需要はあるの?

日本語学習者は年々増えているのですが、日本語教師の需要が高まっているのは東南アジア
要は、日本で就労するために、日本語学習が必須な人が多い地域ってことですね。

 

東南アジアでは、日本語を第一外国語として取り入れている学校も多く、学校などの教育機関での日本語教師の需要は多いです。
でも、お給料の面から見ると・・・・はっきり言って、良くはないですね。

 

一方、欧米などでは、日本語学習者は少な目。
日本語を勉強したい人の目的は、観光や日本文化など趣味がメインです。
そのため、大学など教育機関での求人は少なく、募集要項も厳しいものとなっています。

 

 

じゃ、資格取っても意味なくない?


 

 

それが、そうでもないんです。
海外在住者にとっては、メリットが多いことに気付いたんですよね。


 

海外在住者が日本語教師資格を取得するメリット
  • 子供に余裕をもって日本語を教えられる
  • 副業に繋がる
  • ライバルが少ない
  • 海外でも受講できる講座がある

 

子供に余裕をもって日本語を教えられる

まずは、今回の本題。海外在住の子供の日本語教育をどうするか?
これを、自宅で自分で解決できるのが最大のメリットです。

 

国語の教科書と、日本語教師資格があれば、子供に中学卒業レベルの国語力を身につけてあげることは容易ですよね?

 

子供に、親が日本語の勉強をしている姿を見せられるのもメリット。
大人だって勉強する。勉強は楽しい。と言うことを、子供の目に焼き付けてやりましょう。

 

 

子供は親の背中を見て育つって言うけれども。


 

日本語教師として副業に繋がる

日本語教師の需要があるアジアなら、教育機関への就職も可能です。
欧米や、日本語教師の需要が低い地域は、オンラインや自宅での副業ができますね。

 

先ほど、日本語教師をするのに、個人講座なら資格は必要ないとお伝えしましたが、実際にあなたが他言語を習おうと思ったとき、有資格者と資格なしならどちらの先生を選びますか?

 

もちろん、資格なしで授業をされている海外在住者も少なくないのですが、ライバルに差をつけるという意味でも資格は有効ですよね。

 

海外在住日本語教師のライバルが少ない

海外で日本語教師をするのに必要なものは、ビザ。
日本語学習者が世界一多い中国では、最近日本語教師としてのビザの発給が厳しくなってきたらしく、四大卒であることなどが条件になっているようです。

 

また、日本語教師の需要が低い欧米では、就職先を見つけるのが難しく、教師としてビザを取得するのも難しいわけです。

 

その点、海外在住者は、すでに住んでいる(笑)
そして、現地の言葉に長けている

 

日本国内の日本語学校は、多くの民族が集まって来るので、基本的に日本語での授業がメインです。
なので、生徒さんに合わせて言語を使い分ける必要も、それほどないわけですね。

 

オンライン日本語講座の場合は、主にマンツーマン授業。生徒さんのレベルにもよりますが、現地の言葉を使って説明することが多いのではないでしょうか?
もう、完璧に海外在住者が有利ですよね?

 

海外でも受講できる日本語教師資格講座がある

日本語教師の資格は、

  • 大学で日本語教育に関する主専攻、複専攻を修了、または日本教育に関する科目を26単位以上取得して卒業した人
  • 文化庁指定の日本語教師養成420時間講座を修了している人
  • 日本語教育能力検定に合格した人

なわけですが、資格を持っていない海外在住者が、今からできるのは日本語教育能力検定の合格です。

 

日本語教師の求人は、日本語教育能力検定の合格が条件になっているものも多く、海外で日本語教師として働くチャンスも広がります。

 

 

海外からでも日本語教育能力検定って受けられるわけ?


 

 

試験自体は残念ながら日本国内ですが、受験するための講座なら受講可能です。


 

日本語教育能力検定合格講座

日本語教師資格

 

アルクの日本語教育能力検定合格講座は、オンラインで学習できるE-ラーニング形式ではなく、紙教材とDVDを使って学習する通信教育です。
教材を郵送してもらう必要があり、海外郵送に対応していないので、実家などに送ってもらってから再送してもらう手間はかかってしまいます。

 

NAFL日本語教師養成プログラムに、検定対策のために厳選された書籍とセミナー動画が付いています。

 

平均合格率が約23.8%の中、アルクの合格パックの合格率は約66.3%と2.8倍の合格率
学習コーチに直接相談できるので、通信教育でも心配なく学習できますね。

 

課題テストはオンラインで提出でき、学習進捗状況もオンラインで確認できます。

 

 

でもさ、通信だと指導体験ができなくない?


 

 

オプションですが、模擬授業が体験できる短期講座(8時間・16時間)もありますよ。
一時帰国の際に体験してみるのもいいですね。


 

 

海外での子供の日本語教育は、はっきり言って親次第。
子供が学びたいか学びたくないか選ぶための、環境づくりはしてあげたいですよね?
日本語が学べる環境を作ってあげることが、親の役目だと思っています。

 

日本語は日本でしか使われないので、将来役に立つかどうかはわかりませんが、子供の選択肢を増やしてあげるためにも、私は日本語を教えていきたいです。

 

 

単純に、いい話し相手になるってのもありますけど。


 


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