リモートワークってそもそもどんな風に働くの?

仕事の同僚と握手

 

リモートワークとは、「遠隔(リモート)で仕事(ワーク)する」という、新しい仕事の形態です。
会社に出社せずに、会社以外の場所(自宅やコワーキングスペースなど)、自分の好きな場所で仕事をする働き方ですね。

 

リモートワークの定義は、きちんと定まったものではないんです。
フリーランスやパラレルワーカー(複数の仕事をかけ持つ人)、正社員であったりもするんですが、非出勤型の働き方をする場合、リモートワークやテレワークと言っているようですね。

 

 

最近よく聞く「ノマドワーカー」も、リモートワークのジャンルの一つのようなものです。


 

 

リモートワークの仕事形態はさまざま

リモートワーカーの雇用形態はさまざまです。
正規雇用で、何日か企業のオフィスに出向いて仕事をする場合や、業務すべてを完全にリモートで行う場合もあります。

 

業務の一部を委託される場合や、一プロジェクトに参加するのみなど、単発での仕事もリモートワークに含まれます。

 

現在では日本でも、正社員でありながらも完全なリモートワーク形態を取っている人が増えてきています。
増えてきていると言っても、日本でリモートワークを導入している企業は全体の1割程度、リモートワーカーの割合も労働人口の9%程度と、まだまだ普及率は高くないですね。

 

日本政府が働き方改革を推進、リモートワークが注目を集めているので、今後はさらに普及が進むことが予測されますよ。

 

 

結構孤独っぽいけど。


 

 

海外のリモートワーク事情って?

企業内ミーティング

 

海外ではリモートワークが普及しているのは、海外在住の方ならご存知かと思います。

 

リモートワーク発祥の地アメリカでは、労働人口の50%がリモートワークのできる仕事に就いています。
そして、20%以上の人々がその制度を利用しています。

 

リモートワークが定着しているアメリカですが、現在ではリモートワーカーの率を下げようとしている動きもあるんです。
米Yahoo!、IBMなどシリコンバレーでもリモートワークを制限する動きがみられます。

 

この動きは、コミュニケーション不足などによるチームワークの低下によって引き起こされる、生産性の低下が主な要因となっているようです。
個人成果主義志向が強いアメリカでは、チームワークがおろそかになってしまう可能性があるということでしょうか。

 

 

ヨーロッパでは、企業の50%近くがリモートワークができる制度を持っています。
リモートワークは「eWork」と呼ばれ、EU全体で推進してきました。

 

その背景には高い失業率、労働者の権利などがあり、現在ではリモートワーク制度を導入している企業に務めている20%以上の従業員が、リモートワーカーとして働いています

 

 

でも、周りで見たことないけど。


 

 

一方、日本を含むアジアは、まだまだリモートワーク発展途上です。
海外では、業務形態の選択肢としてリモートワークが取り入れられていますね。

 

しっかりとした業務環境、コミュニケーション、オフィス勤務のバランスが取れている場合は、うまく機能するシステムです。

 

 

リモートワークのメリットとデメリット

パソコンを操作する女性

 

実際の業務として感じるメリットとデメリットはどんな感じなんでしょうか?

 

海外在住ワーカーのメリット

これはもちろん、どこにいても働けるということでしょうか。
海外にいても日本の企業と繋がれる、キャリアアップを目指せるというのもポイントです。

 

ある程度時間の自由が利くので、小さな子供がいてもできるのは主婦にとっての最大のメリットです。

 

 

海外在住ワーカーのデメリット

海外でリモートワークを行う場合、最大のデメリットは時差
日本企業で働く場合に一番注意したいのが、コレですね。

 

日本時間に合わせて働かなくてはならないことも多く、スケジュールの調整は必須です。

 

また、海外ではネット環境が不十分な場合が多く、仕事環境を整えることも課題になりますね。

 

 

企業側のメリット・デメリット

企業は、優秀な人材確保、経費節減が主なメリットです。
海外在住や育児や介護など、通勤が困難な優秀な人材をリモート業務で雇用することができます。
また、通勤手当にかかる費用を抑えることができるのが、リモートワークを取り入れるメリットです。

 

勤務時間が把握することが難しいリモートワークでは、業務の結果が全てです。
企業側には、評価の基準を明確にすることが求められます。
また、対面して会話ができないので、コミュニケーションの取り方をしっかりと整備しておくことが必要です。

 

 

海外在住者がリモートワークするのに必要なこと

カフェでパソコンを開く

 

リモートワークをする上で必要なこと、準備するものなどをご紹介します。

 

仕事環境を整える

在宅ワークを経験された方ならご経験がおありかと思いますが、家で仕事をするのって結構集中できなかったりするんですよね。
息抜きのつもりが、だらだらネットサーフィンしてしまったり、散歩に出かけて立ち話に参加したり、家の仕事を片付けながら仕事しちゃったり・・・
これ、私が経験した一部の仕事放置事例なんですけどね(笑)

 

リモートワークを行うには仕事とオフの切り替えをうまくする、オフィスで働くような集中できる仕事環境を整えることが重要です。

 

また自宅の場合、ネット環境が悪いことが多くないでしょうか?
通信速度が遅かったり、不安定だったりと仕事ができない時間ができることも少なくありません。

 

企業からの連絡に即対応するには、ネット環境が重要なんですね。
日本ではカフェで働いている人とか良く見ると思うんですが、企業雇用のリモートワークの場合、このスタイルにはちょっと不安を感じます。

 

セキュリティや通信速度など、業務に支障がないものに整えておく必要があります。

 

 

コミュニケーションが最重要

企業側からの明確な業務案内があったとしても、質問や確認したいことが必ず出てきます。
遠隔で仕事をしていても、オフィスで働いているように円滑に仕事を進めなければなりません。

 

リモートワークの場合、すぐに上司や同僚に聞きに行くことが不可能なので、チャットなどを使って頻繁に連絡が取れるようにしておく必要があります。

 

スカイプや電話を使って、確実にコミュニケーションを取る時間も重要ですね。

 

 

時差の調整が必要

海外在住の場合、時差の関係でコミュニケーションが取れない時間帯がでてきます。
締め切り、打ち合わせなど、日本時間に合わせて業務を行う必要もありますね。

 

各国で生活時間が異なりますが、スケジュールの調整は必須です。
常に日本時間を意識しておくこをとオススメします。

 

また、日本以外の海外企業で働く場合は、マナーや常識の違いなどを良く把握しておくことが重要ですね。

 

 

意外と縛られてる感がありますけどね。


 

 

日本のリモートワーク求人サイト

ReWorkは、通常のクラウドソーシングサービスと違い、人材をベースとして契約を結びます。
企業側は求人条件を公開してワーカーを募集、ワーカーはそれに応募する形で契約します。
また、ワーカーは自分のスキル、経歴などを公開し、それを見た企業がスカウトを行うこともあります。

 

案件をベースとした場合、仕事単価は低めに設定されている場合が多いです。
人材を募集する場合は、ワーカーは自分のスキルをフルに活かすことっができ、企業側は実力のある人材を確保できるというメリットがあります。

 

ITフリーランスの場合は、CODEALレバテックが多くの求人を掲載しています。
完全リモートワークの求人もあり、海外在住者でもリモートワーカーとして活躍できます。

 

クラウドソーシングサービスに登録して、仕事をチェックするのもオススメです。
クラウドソーシングを使った仕事の探し方は、こちらのページを参照してください。

 

 

また、日本の就職・転職サービスサイトに登録して、海外企業に就職する方法もありますよ。
この方法は、また特集を組みますね。

 

 

仕事の形態はさまざまですが、海外にいても必ず自分に合った仕事が見つかります。
かくいう私もパラレルワーカーなのですが、フリーランスとして日本の企業ともお仕事をさせてもらってます。


 

「自分の好きなことを仕事にする」をテーマに、仕事を探してみてくださいね!

 

 

仕事も楽しんだもん勝ち。


 

 

在宅ワークを副業にするオススメはこちらです。
海外在住者がブログで稼ぐ方法をこっそりお教えします

 


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